当事務所で、障害年金の受給に関わった事例についてご紹介いたします。
実際は症状や書類によって変わります。あくまで一例となりますので、ご参考としてご覧ください。
対象となった病気・ケガ
脳出血後遺症(肢体不自由)
認定された障害の等級
障害基礎年金 2級
受給までの経緯
10年ほど前に脳出血で救急搬送。半年以上入院してリハビリをされましたが左半身に麻痺が残った状態に。介護認定を受けて、就労移行支援事業所にて就労支援を受けられていました。
しかし、障害年金の制度そのものを知らず、長年にわたり、障害年金を請求されていなかったそうです。
そこで当事務所がお調べしたところ、初診日より10年近く経過していたので、5年以上経過した期間に関する年金は時効にとなり、不支給に。そのかわり、直近5年間は支給の対象となりました。
相談に来られてから認定されるまでの期間は、約6ヶ月。
5年以上さかのぼった認定日から請求日までの障害年金400万円(一時金)が支給されました。
対象となった病気・ケガ
悪性新生物(子宮頸部がん)
認定された障害の等級
障害厚生年金 2級
受給までの経緯
そもそも年金を受給する上での納付要件を満たさないと、あきらめていました。
ですが、実際に年金記録をお調べしたところ、申請が可能であることがわかり、申請を行いました。
相談に来られてから認定されるまでの期間は、約4ヶ月。
年間約120万円支給されることになりました。
対象となった病気・ケガ
広汎性発達障害
認定された障害の等級
障害厚生年金 3級
受給までの経緯
子供の頃から、他の生徒になじめないなどの人間関係のトラブルや忘れ物が多いといった特性が多々見受けられている中、大人になって初めて精神科を受診したことで発達障害と診断されました。
実は、発達障害で障害年金を受給できることを知らず、5年近く請求をされていない中で当事務所と出会い、障害年金の請求を行いました。
相談に来られてから認定されるまでの期間は、約3ヶ月。
5年以上さかのぼった認定日から請求日までの年金300万円(一時金)が支給されました。
対象となった病気・ケガ
悪性新生物(舌がん)
認定された障害の等級
障害厚生年金 3級
受給までの経緯
口腔内に違和感を感じて近医(歯科医)を受診。そこで紹介状を書いてもらい、専門病院にてがん治療を行いました。
傷病手当金を受給されていましたが、受給期間中はあえて申請せず、事前にいつ頃に診断書を作成するかを相談の上、請求を行いました。(傷病手当金と障害年金は同時に受給できません)
申請時には、診断書を2種類(呼吸器ならびにその他障害)を提出しています。
相談に来られてから認定されるまでの期間は、約3ヶ月。
年間586,000円支給されることになりました。